【 個人情報とプライバシーの保護について 】
(改訂: 09/02/05)
赤城高原ホスピタルでは病院の基本理念に従い、最良の医療を提供できるように努力しています。
また、大切な個人情報とプライバシーを保護する目的で、以下に提示する様々な取り組みをしています。
医師及び看護師等医療従事者は、法律により業務上知り得た情報の守秘義務があります。
治療を目的とした個人情報の利用と情報の共有
・ 私たちの病院では看護師や医師、その他の職員が取得した情報はあなたの診療録等に記録され、最良の治療が行われるために利用されます。
・ 最良の治療が受けられるよう、個人情報を他の病院の医師に提出し意見を求めることがあります。
・ 医療保険事務や外来、病棟管理、会計、経理、医療安全対策、病院感染対策、個人情報保護対策に利用されます。このうち医療保険事務では、審査支払機関へのレセプト提出や同機関からの照会に個人情報を利用します。
赤城高原ホスピタル以外の病院や診療所、および行政や司法等との連携に利用
・ 診療に関する診療情報提供書のコピー、処方箋のコピーなどの個人情報を、治療を引き継ぐ医師、診療所、病院、介護保険施設等に提供することがあります。これは、治療継続をスムーズにするためです。
・ 感染症等疫学調査などにあなたの疾患が当てはまる場合には、個人情報の一部が行政機関に報告されます。
・ 無断離院、事件や犯罪に巻き込まれた可能性のある場合、また麻薬取締官事務所、警察、検察庁、裁判所等から要請があった場合には、個人情報が関係当局に報告されます。
検体検査業務委託などの場合
・ 採血や病理検査などを外部業者に委託した場合、検体誤認防止するため情報を利用します。
病名や病態の告知について
・ 私たちは、最良の治療が継続できるよう、ご本人に病名や病態を告知しています。
・ ご本人だけに告知、あるいはご希望のご家族を指定して告知することもできますのでその際には主治医にお申し出下さい。
学会・研究会での利用 ( 個人を特定できないように加工工夫した上での利用を前提とします)
・ 個人情報が医師、看護師、その他職員の勉強会などの教育目的で利用されることがあります。
・ 学会や研究会であなたの個人情報が医療の発展を目的として利用されることがあります。
・ 学会や研究会では氏名等の個人を特定できるような情報は発表しませんが、あなたの医療情報を利用する目的で同意書を書いて頂くことがありますのでご協力下さい。
カルテ情報の公開
・ 私たちは原則としてカルテ情報の公開を行っております。
・ カルテ情報公開のお申し込みは相談室までお申し出下さい。
・ 迅速に公開するよう努力しますが、最良の治療の継続に支障をきたす場合などには、カルテを公開しないことがあります。その際には、速やかに文書でお知らせします。質問や苦情は相談室で承ります。
ご希望の確認と変更
・ 当院ではプライバシーの保護が重要な課題であると考えています。そのため外来では番号制を用いています。
・ 面会者からの、部屋番号等の問い合わせへの回答を望まない場合には、お申し出下さい。
・ 精神保健福祉法により、患者さんが入院しているかどうかのお問い合わせにはお答えしておりません。
個人情報取り扱い責任者
・ 当院の個人情報取り扱い責任者は松本功医師です。
・ 大切な個人情報が漏れた場合もしくは、情報が漏れていると思われる時には相談室にお申し出下さい。相談室はすぐに個人情報取り扱い責任者に報告し対処します。
個人情報の訂正等の申し立て
・ 当院ではあなたの当院診療中の医療情報を大切に保管しています。
・ 名前などの訂正がありましたら相談室にお申し出下さい。
付 記
1. 上記のうち、他の医療機関等への情報提供について同意しがたい事項がある場合には、その旨をお申し出下さい。
2. お申し出がないものについては、同意していただけるものとして取り扱わせていただきます。
3. 一度出されたご希望を、いつでも撤回、変更等をすることが可能です。お気軽にお申し出下さい。
赤城高原ホスピタル 院長
文責:竹村道夫(05/07/27)